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「熱海の宝」を未来に繋げる架け橋に
ー熱海が生産量日本一の柑橘
ーその実は二年・三年と落下しにくく
一つの木に代々の実をつけることから
代々栄える縁起物として知られる
ー正月の鏡餅の上に神様として鎮座している
希少な果実
だいだい【橙・回青橙】
歴史
熱海に橙が伝わったのは江戸時代末期と言われています。
江戸を目指す紀州の船の寄港地であった網代港から、多賀の地で栽培が始まったそうです。
なぜ、船乗りはだいだいを食べていたのでしょう?
それは、だいだいは皮が厚くいため腐りにくく、ビタミンが豊富であったからです。
紀州(現在の和歌山)から江戸という長旅には、長期保存に適しただいだいが「命の果実」として重宝されていたそうです。
だいだい色って何色?
橙色(だいだいいろ)と聞いてどんな色をイメージしますか?
私達が慣れ親しんだクレヨンや色鉛筆では、赤と黄色の間の色であり明るく暖かみのある色この色。
日本では平安時代から使用されていた色で、貴族の衣装や寺院の装飾にも見られるそうです。
しかし、実際のだいだいは下の写真の通り、時期によって様々な色(姿)を見せてくれます。
木に残った橙色の果実は、そのままおいておくと【回青】といって、また緑色に戻ります。
そしてまた次の冬を迎える頃にまた橙色への変化するのです。
白い花

4月下旬頃
結実
緑の果実
6月頃

黄緑の果実

3月頃
回青
着色
12月頃
橙の果実

着色
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