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岡野屋だいだい_

「熱海の宝」を未来に繋げる架け橋に

未来に農業と橙を繋げる農家になりたい。一般に販売できないB級品を加工することで付加価値を付けて販売。フードロスを減らし農家と地球に優しいSDGSを目指しています。 

熱海の宝を未来に繋げる想い

 

熱海の宝とは「だいだい果実・畑」や「熱海の子供たち」。

たくさんの・人・こと・もの、にあたります。

私は熱海で生まれ育ちましたが「だいだい果実」が熱海の特産物だということは全く知りませんでした。

きっかけ
「だいだい果実」を育てる農家さんが高齢と後継者がいないということで、畑の縮小を検討していることを聞いた商工会議所の方から、地元で「元気がありそうだから」と私に白羽の矢が立ちました。

しかい、全く経験がない他人に4代続く畑を任せる決断をする地主さんも
相当な決意をしてもらったのではないかと思います。
そして、私が農業も食品製造経験も無いまま始められたのは地主のお父さんが
言った「だいだいは熱海の宝だから本当は残したい」と言葉でした。

熱海の宝を未来に残すために何をするのか?何が出来るのか?を考え、
B級品でも加工をして使う農家さんがいることにヒントを得て、たくさんの方の協力とアドバイスの中、初めに漬物製造業許可を取得し「ピクルス」製造を始め、現在は4種の製造許可を取得することが出来ました。
製造業の中で最も難しいとされている「清涼飲料水製造業許可」は熱海市内でも伊豆半島でも個人で取得している所は無いと言われています。

だいだいには可能性を秘めていると信じ、畑を未来に残すために「静岡大学イノベーション学科 厚味氏」の協力を得て苗木の研究も始まっています。


そもそも橙とは?
江戸時代、熱海に橙は伝わったと言われています。
中国地方の船乗りが遠く離れた熱海に来るためにビタミン補給「命の果実」として船の中で食べ、種が捨てられたが根付いたとされています。橙にとっても良い環境だったのではないでしょうか。
橙→代々→代々つながるとお正月のお飾りや鏡餅の上に鎮座している「神様」として縁起の良い物とされています。
その理由は、橙の実は木に実ってから2年3年と落ちにくいことから「代々つながる橙」と縁起物となりました。

私もこの願掛けにて、子供たちや観光のお客様にもだいだいを知ってもらうために小さなイベントとして、苗木植えや受験生に「落ちにくい橙」のプレゼントをしています。ぜひ皆様も熱海に来た際には、たくさんの橙商品がありますので楽しんでください。







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地主さんと私
中学生にだいだいのプレゼント
静岡大学 苗木の進呈式
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